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香りで楽しむ
私の家では山椒を育てています。春から初夏にかけての山椒の葉は特に香りがよく、料理の香りづけとしてとても重宝しています。
旬の時期の葉は柔らかく、手のひらで軽く叩けば、爽やかな香りが立ち上り、食欲をそそります。
現在は葉がやや固くなっていますが、それでも香りは健在で、同じく育てている紫蘇と一緒に素麵に添えると、夏らしい一品になります。
暑さで食欲が落ちる時期にも、こうした香味野菜があると、食事が楽しみになります。
家庭菜園だから楽しめる山椒の葉
山椒といえば実の方が一般的に知られていますが、葉はあまり流通していません。
その理由は、葉が非常に繊細で、収穫後すぐに香りが飛びやすく、保存も難しいためです。
だからこそ、自宅で山椒を育てて新鮮な葉を使うことには大きな価値があります。旬の葉は柔らかく香り高いため、料理の香りづけに最適です。
また、こうした自家栽培は、限りある資源を無駄なく活用する「持続可能な消費」の一例といえます。地元で育てた食材を使うことで、食品ロスの削減や輸送に伴う環境負荷の軽減にもつながり、環境にやさしい生活を実践できます。
該当するSDGs
このような家庭菜園の取り組みは、SDGsの「目標3:すべての人に健康と福祉を」「目標12:つくる責任 つかう責任」「目標13:気候変動に具体的な対策を」に該当します。
自宅で野菜や香草を育てることで、新鮮で安全な食材を確保し健康的な生活を促進できます。また、地元で栽培することで食品ロスを減らし、資源の有効活用を実践できます。さらに、輸送に伴う温室効果ガスの排出を抑えることも期待されます。
家庭菜園を通じて、持続可能な暮らしを日常に根づかせたいと思います。
小さなことでも継続的に続けることが大切だと思いました。
今後もSDGsに繋がるような取り組みをしたいと考えています。