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日常生活内でのSDGs

日常生活内でのSDGs

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意識すれば身近にあるSDGs


SDGsを見つけることは難しい。

そう思いがちですが、普段気づかずにSDGsを目にしていることは多々あります。

今回はその中でも、外出した際によることがあるコンビニが一番見つけやすいものになります。

それは総菜パンや、食品コーナーの商品に貼られている「割引シール」です。

「割引シール」がなぜSDGsに、と思う人もいるかもしれません。

これはSDGs目標12の「つくる責任 つかう責任」の対象になります。

「つくる責任 つかう責任」と「割引シール」の関連性とは

「つくる責任 つかう責任」は世界で生産されている食品の約5分の1(10億5000万トン)が捨てられており、このような問題に対し、生産者も消費者も地球の環境を考え責任ある行動するという理念のもと、対応目標を12のターゲットに絞って実行するものになります。

今回の「割引シール」は上記のルールの内、12.3「2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす。」にあたります。

既存のコンビニでは名前は違えど、ほぼすべての種別・店舗で「割引シール」システムを使用し食品ロス削減の取り組みを行っています。

一部の企業では対応前と後で消費量が全体で1~2割増えたというデータも出ており、食品ロスの削減として成功しています。

なぜ成功しているか

答えは単純に安く購入できるから。それに尽きると思っています。

現在コンビニだけでなく、どこでも値上げが進んでおり商品を購入する際に考えることが増えました。

「商品品質は保たれていて同商品より消費期限が早いから割引」この条件なら即消費する食品と相性が良く、購入するものに対してマイナスがプラスを上回ることが無いからです。

生産者も消費者もどちらも損することがない、どちらもプラスになるとても良い成功例だと思います。

最後に

今回は生活の中でも目にすることが多い「割引シール」からSDGsを見つけました。

今後、コンビニで買い物をすることがあればシールが貼ってある商品を買うことでSDGsに貢献できるので意識してみるのは良いと思います。

SDGsの大目標だけみると日常生活で見つけづらい・分かりづらいと思いますが各目標の細かい内容を見ていけば発見出来ることが増えると思います。

今までSDGsを意識してこなかった人も一度目標に目を通し、日常生活から見つけてみてはいかがでしょうか。