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CO2を食べる自販機

CO2を食べる自販機

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身近な自販機が環境を守る!?

こんにちは!寒い日は自販機のコーンポタージュが無性に飲みたくなります!(因みに、コーンスープはサラサラしていてコーンの粒を楽しむもので、コーンポタージュはとろみがあって滑らかな食感を楽しむものらしいです。)

先日、「CO2を食べる自販機」と書かれた自販機を見つけました。

これはアサヒ飲料が開発したもので、大気中のCO2を吸着材で取り込む国内初の試みなんだそうです。自販機内部の通気スペースにCO2吸収材を設置し、稼働電力に由来するCO2排出量の最大20%に相当するCO2を年間で吸収。

これは、スギの木(林齢56〜60年)約20本分に匹敵します。

この仕組みにより、自販機自体が一種の“街の木”となり、環境への意識を日常から高めるきっかけとして機能します。

CO2のその後

吸収されたCO2は廃棄されず、粉末化されたCO2吸収材として回収されます。

その後はコンクリートやアスファルト、タイルなどの建材原料に再利用されます。実証実験では、道路舗装への応用やサンゴの移植基盤など多様な用途で可能性が広がっています。

これにより、循環型かつ脱炭素社会への貢献が期待される資源循環モデルが進展しています。

この自販機は2023年から実証実験を開始し、2024年末には約450台、2025年春には1,500台を突破しました。設置は商業施設、駅、イベント会場など多岐に渡ります。

ボトルtoボトル

同じ自販機に「ボトルtoボトル」というラベルがついていたのですが、これは、使用済みPETボトルを粉砕・洗浄し、再び食品用ボトルにリサイクルする「水平リサイクル」です。

ケミカル(化学的)とメカニカル(物理的)両方式があり、食品安全基準を満たしながら循環可能です。

「CO2を食べる自販機」は割と最近始まったものですが、こちらは昔からある取り組みで、現在は複数の飲料メーカーや自治体でも具体的な実証実験や本格導入が進行しています。化石資源使用やCO2排出を抑え、資源効率と地球温暖化対策に貢献するそうです。

このような地産地消型の資源循環モデルといった「脱炭素社会」に向けた取り組みは今後も増えていきそうですね!