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あなたの知らないかもしれないビールの世界②

あなたの知らないかもしれないビールの世界②

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皆さん、お酒は好きですか?

私はビール以外はほぼ飲まないという変わり者のお酒好きです。

そんな私の特性を生かし、前回はビールの発酵方法について書きましたが、今回は代表的なビールの種類について書いてみたいと思います。

まずはフルーティーで香りが豊かなものが多いとされる「エールビール」から。

■ペールエール

エールビールの代表格と言えるビール。

スペルは「PaleAle」で、Paleは色が淡いという意味になるのですが、これは当時流行していたビールの中で比較的淡い色だったということらしいです。

日本で売っている代表的なビールと比べると濃い色に見えると思います。

柑橘系の香りやホップ由来の適度な苦みが特徴です。

コンビニ等でも買える「よなよなエール」は、ペールエールに分類されます。


■IPA(インディアペールエール)

ペールエールから派生したビールというのは名前からもお分かりいただけると思いますが、ではなぜ「インディアペールエール」という名前になったのか。

ペールエールはイギリスで生まれたものですが、そのペールエールを、当時イギリスの植民地だった頃にインドにいるイギリス人に送ったことに由来するため「インディアペールエール」と呼ばれるようになりました。

ペールエールに比べると香りや苦みが強いのですが、その理由は、イギリスからインドに送る際にビールが劣化しないよう、防腐剤の役割を果たすホップを大量に入れたことで生まれたものだと言われています。

好きになると癖になるため、ファンの多いエールビールの1つです。


■スタウト

わかりやすく言うと黒ビールです。

焙煎した麦芽を使っているため、コーヒーやチョコレートのような香り、どっしりとしたコク、そしてほのかな苦みが特徴と言えます。

もともと「ポーター」と呼ばれる黒ビールがあったのですが、そこからギネスビールの創業者が派生させて作ったビールであるため、ギネスビールもスタウトに分類されます。

癖があると感じる人が多そうなビールですが、苦手だと思っている人も日本の一般的なビールと1:1とか1:2くらいで割ると、意外と美味しいと思ってもらえるんじゃないかと思います。


今回はエールビールから代表的なものを3つ紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。

クラフトビールを扱っているお店に行っていただくと、この3種はだいたい飲めると思いますので、興味のある方は試してみてください。

次回は、ラガービールの中から代表的なものをいくつか紹介したいと思います。