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MySQLのインデックス運用のポイント

MySQLのインデックス運用のポイント

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こんにちはエンジニアのIです。

今回はMySQLのインデックスについてです。インデックスは、検索を高速化するための便利な機能です。

しかし、運用を誤ると逆にパフォーマンスを悪化させることもあります。


本記事では、インデックス運用の基本的なポイントを紹介します。


1. インデックスは必要最低限に

インデックスが多すぎると、データの挿入や更新時に負荷がかかります。頻繁に検索や結合条件に使われる列だけに絞って設定するのが基本です。


2. インデックスの選択基準

検索条件に頻繁に使われる列
結合条件で使用される列(例:JOIN)
並び替えやグルーピングで使用される列

これらの条件に該当する列に優先的にインデックスを設定しましょう。


3. カーディナリティを意識

カーディナリティ(ユニークな値の多さ)が高い列にインデックスを設定すると、検索効率が向上します。一方、重複の多い列(例:フラグ列)では効果が薄くなりがちです。


4. クエリ最適化と連携

インデックスが有効に機能しているかは、`EXPLAIN`コマンドで確認しましょう。

例えば、
EXPLAIN SELECT * FROM users WHERE user_id = 123;

これで全件検索が行われていないかをチェックできます。

インデックスは強力なツールですが、設計次第で成果が大きく変わります。


データの特性を理解し、最適なインデックス運用を心がけましょう!