BLOG
ブログ
  • TOP
  • BLOG
  • あなたの知らないかもしれないビールの世界①

あなたの知らないかもしれないビールの世界①

あなたの知らないかもしれないビールの世界①

CONTENT

皆さん、お酒は好きですか?

私はビールに関しては大好きで、それ以外はほぼ飲まないという変わり者です。

そんな私の特性を生かし、ビールについて少し書いてみようと思います。


ビールは発酵方法によって「上面発酵」のビールと「下面発酵」のビールに分かれます。
上面発酵の方はエールビールと呼ばれ、下面発酵の方はラガービールと呼ばれます。

エールビール、ラガービールそれぞれに数多くのビールの種類があるわけですが、今回は上面発酵と下面発酵の違いについてお伝えしたいと思います。

ビールを作る際、酵母を加えて発酵させるという工程があるのですが、上面発酵では名前からもおわかりいただけるように、酵母が液面に浮かび上がってくるのが特徴です。

期間は5日前後、温度は18℃~25℃で発酵を行います。

一般的な室温に近く、家庭でも行いやすいため比較的手軽な方法と言えます。

味の特徴としては、フルーティーで香りが豊かなものが多いと思います。


一方、下面発酵はというと酵母がタンクの底に沈んでいくのが特徴になります。

期間は10日前後(もしくはそれ以上)、温度は5℃~15℃と低温である必要があります。

上面発酵よりも長期間、低い温度を維持管理する必要がありますが、その分、安定した品質のビールを作ることが可能といえます。

味の特徴としては、雑味が少なくクリアな味わいということが挙げられます。

どんな料理にも合わせやすく、日本の大手メーカーが販売しているビールの大半は下面発酵のラガービール(ピルスナーというタイプ)になります。

次回は、エールビールとラガービールの中から代表的なビールをいくつか紹介したいと思います。